聖建築設計事務所

目標は建築家。夢は自分の設計した場所で娘の結婚式を挙げること。
金沢市を拠点に活動中
造り付けの家具

2007 トップライトホールの家
食器棚、テレビ台、リビング収納を一体化。
エアコンもガラリの中に設置し、部屋の雰囲気を壊さないようにしている。
表面材はタモの天然木化粧板。
写真右側一番手前は洗面所に行く扉で、家具と一体化し、どこがドアなのかはわからなくしてあります。


下足入れ、食器棚、テレビ台・・・など、建物にくっつく家具は毎回製作しています。
既製品を入れることも可能ですが、やはり、僕の設計した建物に合った雰囲気を持ったものはなかなか難しいので、それぞれの家ごとにオリジナルの家具を設計しています。

で、今日はその表面の仕上材の話です。
予算にもよるのですが、やはり一番いいのは本物の「木」ですね。
しかも「無垢」
素材感がすばらしいです。
ただ、予算の問題とか、後々のメンテ(反ったり割れたり)の問題でなかなか採用は難しいですね。

でも、本物の木の雰囲気を出したいときは本物の木をだいこんの「かつらむき」のように薄く削り出した板を表面に貼る方法です。
「天然木練り付け合板」と言いますが、中身は合板で、表面に数ミリだけが本物の木。
これでも充分いい雰囲気は出ます。
よく使うのはタモとかセンですね。

ちなみに、「練り付け」とは、専門用語だと思いますが、ボンドで貼るって意味です。

予算が厳しいときは「ポリ合板」とか「メラミン合板」を使います。
ポリ合板・・・正式にはポリエステル化粧合板
合板の上にポリエステル樹脂を貼った物です。
ポリエステルにいろいろ色をつけたり、模様をつけたり。
表面に凸凹を付けた木目の物もあり、ぱっと見は本物?って思うのもあります。

メラミン合板も正式にはメラミン化粧板と言って、合板にメラミン樹脂を貼ったもので、ポリ合板と同じように木目のものもあります。
ポリ合板よりも表面の硬度が高く、傷が付きにくく、たばこの火も大丈夫です。
金額はポリ合板よりも高いので、使用部位によって使い分けます。

世間ではこのポリ合板やメラミン合板を使っているのに「天然木の家」とか「無垢材100%の家」と宣伝している家もありますので、注意が必要です。
柱や梁、床に無垢材を使うことはありますが、家具や扉を無垢材にすることはほとんどありません。
僕は設計中に当然そういった説明をし、見本もお見せして、どれを選択するのかを相談しますのでご安心下さい。

既製品の中にはもっと安価な「化粧フィルム」を使っているものが多いですね。
僕は使いませんが、薄っぺらな材料そのまま、薄っぺらな印象です。
薄っぺらな建築には合うんでしょうが・・・^_^;
| sei-archi | 建築材料 | 08:45 | comments(0) | trackbacks(0) | -
照明器具

照明器具は建築の重要な要素です。設備設計や工事業者にお任せの設計士もいますが、とんでもない間違いです。照明器具で建物の出来が左右されることも多いですから。僕は器具も配置も全部自分で決めています。



器具の選び方にもいろいろ考えないといけないことが多くある。一番重要なのはどういう光が必要なのか?を考えること。器具そのもののデザインっていうより、いかに器具をめだたなくして効果的な光を創り出すかですね。そう考えるとどーしても「ハロゲン球」を使いたくなるのですが、消費電力が蛍光灯に比べると高く、電球の値段も高いので、ちょっと迷うこともある。光の色は蛍光灯より断然いいし、集光性もあるので、陰影のある表情が生まれる。しかし、クライアントに「電気代、高いね」とか「球が切れて、取り替えようと思ったら高い球なんだね」とか言われるのは申し訳ないので、設計の段階で照明プランを説明し、納得してもらう必要もある



10位以内は難しいですねぇ ^_^


| | 建築材料 | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) | -
生コン−その3

コンクリートの強度は前に書いたように、工場での実績や実験による計算式で決めていますが、その日によって原料のコンディションや天気によって若干ばらつきが生じるので、コンクリート打ちの時に現場で試料を採取して茶筒状の型に入れて固め、1週間後、4週間後に破壊検査を実施し所定の強度が出ているか確認します



Dscf1340



50位前後をうろうろ ^_^; 


| | 建築材料 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | -
生コン−その2

コンクリートが化学反応して、所定の強度に達するには4週間かかるとされています。その間、コンクリートに損傷を与えるような衝撃や荷重をかけると、ひびが入ったりたわんだりして、後々の完成した建物に支障をきたしますので、4週間は養生期間といって、コンクリートを大事に育てなければいけません。夏場は乾燥しすぎると水分が抜けて化学反応が妨げられることがあるので、水をまくこともあります。乾燥して固まるのではないですから。また、冬場は凍ってしまうと、コンクリートが破壊されてしまうので、むしろを掛けたり、ストーブをたいたりもします。水分は凍結すると膨張するのでコンクリートに悪影響を及ぼします。



コンクリートを流し込むために作った枠(型枠と言います)は側面は3、4日。梁の下や床の下は4週間は外さずに置いておきます。コンクリートを打った次の日なんかに外してる現場もありますが、これは問題です。



・・・つづく



なかなかと上がりませんねぇ ^_^; 


| | 建築材料 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | -
生コン−その1

生コンって業界用語かな?



固まる前のコンクリートのことです。生コン工場から現場へはミキサー車で運搬し、現場の型枠の中に流し込みます。その作業は打設といい、通称「コンクリート打ち」です



コンクリートというのは水分が抜けて乾燥して固まるのではなく、セメントと水が化学反応して固まるんです。したがって、コンクリートの強度はセメントと水の比率によって決まり、それぞれの生コン工場での実験や実績により計算式が決められており、厳密に計算して砂や砂利も混ぜて作るものなのです



ですから、コンクリートが堅くて打設しにくいからといって、むやみに水を混ぜたりするのは品質を乱す行為であり、許されません



・・・つづく


| | 建築材料 | 21:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
外壁吹付け仕上げ

もうそろそろ完成間近の現場で外壁の完了検査をしてきた。週末には足場をばらすので、一通り見て回った。



途中、塗りたてとは気が付かずに触ってしまい、現場に迷惑を掛けてしまった *_*



現場監督は笑っていたが ^_^;



で、終わったので帰ろうかと車に乗った瞬間、ズボンのヒザの所に塗料が着いているのを発見。慌てて、水洗いしたが、すでに乾いており、取れなかった *_*



この、外壁に塗ったのは「アクリルリシン」と呼ばれるもので、比較的安価で耐久性もある材料なのだ。水性なので、コテとかは水洗いで綺麗になるのだが、乾いてしまえば、雨で流れることはない。今日、あらためて、その性能を実体験したようだ ^_^; 明日、シンナーでこすってみよう



さっき、新たに気がついたが、髪の毛にも着いていた ^_^;


| | 建築材料 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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